舉報鑒賞

寝取られの類似シチュでヒロインたちとはまだ関係を持っていないという、いわゆる「BSS」というジャンル。

おおまかな構成としては、各ヒロインパートが一人ずつ進行していく作りで、気に入ったヒロインを楽しみやすい作りだった。

各ヒロインの初エッチは語りで済まされていて、堕ちた状態から始まることが多かった。
初エッチが見たくなかったといえば嘘になってしまうが、ハメ撮り演出などを駆使することであえて直接的に見せないことによって「僕」の主観を保つという意図を感じた。

BSSは「選択を間違えなければ……」という、ifに想いを馳せるシチュエーションでありながら、本作はヒロインが片っ端から友人に堕とされていく無慈悲な展開によってことごとくその可能性を潰していく。
退廃的なエロスばかりでなく、思わずギョッとするようなショッキングなCGも挟み込まれていて面白い作品だった。