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主人公とヒロインはお互いのことが好きな両想いの仲だったんですが、今までの関係が変わってしまうのを恐れた主人公の愚かな「保留」という選択で好きな彼女と恋人になれたかもしれない未来を自ら蹴ってしまい、傷心したヒロインはその心の隙間に付け込んだ親友といつの間にか付き合い始めてて、気づいた時にはもう何もかもが手遅れだったという寝取られ漫画です。

セックスにおいて第三者の立会いが必要とされる世界という設定があり、主人公は好きだった幼馴染とその彼氏となった親友のセックスを見守って祝福することしかできない「立会人」の役割を断れず受け入れてしまいます。

ここからが地獄の始まりで、幼い頃からずっと一緒にいて、誰よりも近くで見てきた大切な幼馴染からの告白を素直になれなくてつい心にも無いことを言ってしまったあげく、幼馴染は親友の彼女になってしまい目の前で広がる二人の激しい汗だくセックスをただ見ていることしかできない無力感いっぱいの展開に心を抉られるような深い悲しみと切なさを感じました。
あの時、もっと素直になっていれば……と何度も後悔を繰り返す主人公が可哀想で仕方ありませんでした。

絵のクオリティがとても高くて、濃厚なエロ描写が実に素晴らしかったです。
本当にどうしようもなく辛くて、ものすごい絶望感と喪失感を味わえる最高の幼馴染寝取られ物でした。
救いのない寝取られストーリーをお望みな方に是非ともオススメしたい良作です。