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「おじょじょじょ(2)」 へのレビュー

    • ありのままの姿を受け入れてくれるひとと
      出会えたら、と考える、”クール教信者”先
      生・おじょ 16~28.5までを収録した表題
      作の二巻目。
      印象的な収録作品は、内心、重々理解して
      いながらも、行動に出てしまう、その後ろ
      暗さに・・・な、おじょ20.5。”地獄巡春”
      の告白的体験談を、受け止め、聞き入って
      いる”川柳徒然”が印象的な、お話でした。
      読んでいて感じたのは、素の自分を受け入
      れてくれる相手と出会ったら、その相手に
      より、理解してもらおうと行動する、本能
      的な動きを丁寧に作品へと盛り込んでいる
      ところ。ラブコメの形態をとってはいます
      が、人格論な側面も描いている様に、読ん
      でいて思いました。少しづつ狭まる、二人
      の関係性を描いた表紙が記憶に残る、一冊。
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