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端正な顔立ちの美少女なキャラクターデザインに、少しだけ
”生意気”な性格付けを施したヒロインが、まるで”アイコン”
の様に読者を引き付ける、”ねんど。”先生の、描き下ろしの
後日談一本を含む、短篇十一本が収録された作品集。
印象的な収録作品は、親戚の不幸で、急に両親が出掛ける事
になった主人公君。町内に住む、同い歳なイトコの家へ、お
世話に・・・な「ひこうきぐも」。自宅にいる時だけ、メガ
ネでいるヒロインが、”眼福”な短篇でした。
”ねんど。”先生ならではの、おとなしい印象の美少女が、ガ
ンガン”仕掛けてくる”展開は、先生の作品が”初見”な読者に
は結構、インパクトがあると思います。自らの欲望をストレ
ートに相手へと伝える”真正直”な登場人物が記憶に残る一冊。