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”たぎる”様な欲望と、静かな作品内の空気感が対照的ゆえ、
強く印象に残る”ひなづか涼”先生の短篇。
清楚で可愛いヒロインの”彼氏”になりたい主人公君。屋上
に一人でいったヒロインが、そこで始めたコトは・・・な
ストーリー。
読んでいて印象的だったのは、”お手伝い”することになっ
た主人公君の的確な”攻め”で、逝ってしまうヒロインの表
情。端正な顔立ちを歪め(ゆがめ)、本心を吐露(とろ)する
彼女が素敵です。深く静かに”たぎる”欲望が印象的な作品。