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相手の娘を、しっかと抱きしめ、射精に至る
カラミが記憶に残る”はるきち”先生の、短篇
八本が収められた、自身初の作品集。
印象的な収録作品は、女教師だった”杜川泉”。
二年前、募る思いからいきなりキスしてきた
”田中君”の将来を案じ、身を引く形で学校を
退職する。時が流れ、そんな彼女の元へ再び
”田中君”が訪れて・・・・な「二人の距離」。
ずっと想い続けた彼女と結ばれる”田中君”の
感動が読者にも伝わる、お話でした。
読んでいて感じたのは、丁寧に創り込まれた
進行と構成に、それを引き立てる、妊娠固め
とも言える様なガッツリ抱え込んでの射精シ
ーン。見ごたえと読み心地が、味わえました。