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「残暑お見舞い申し上げます。 ~君と過ごしたあの日と今と~」 へのレビュー
2009年06月02日 A-GE さん
このレビューは参考になった x 2人
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廃村となり、ダムの底に沈んでしまう「自分達が生まれ育った村での、最後の思い出作り」に主眼を置いたノスタルジックストーリーですが、コメディ要素やシリアスな展開も絶妙に盛り込まれているといった感じでした。 ゲーム展開はストーリー性に重点が置かれているので、感動的な展開(ルートによっては切ない展開も用意されています)を好む方や、シナリオに重点を置く方にはお勧め出来ます。また、選択肢が出る場面ではヒロインの顔がアイコン表示されるので、どの選択肢を選べば誰のルートに進むかが一目で分かり、初心者にも親切な設計となっています。 また、一度でも誰かのエンディングを見ると、メッセージウィンドウの右横・画面の右下隅にカメラアイコンが表示されるようになり、気に入ったCG等が表示された時にアイコンをクリックするとその画面が保存され、タイトルメニューの[スタッフロール鑑賞]から自分だけのオリジナルフォトを集めたカスタムスタッフロールを見る事が出来ます。 ヒロインの中では温井柊子が一番のお気に入りですが、インパクトの強さは梗子の方が大きかったです。正に「珍獣」という例えがピッタリという感じでしたね。また、鳴子華菜はルート毎に敵対的だったりフランクだったりと、著しくキャラ性が異なるので、これもかなりインパクトがありました。個人的にはやっぱりルートヒロインの設定が好きでしたね。 中盤から終盤にかけては、ルートヒロインとの「その後の展開」を楽しむ(一部悲しむ)事が出来ます。 「過去に失くした想い出をもう一度」という皆様は是非ともDL・プレイしてみて下さい。
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