รายงานรีวิว

5人の妹の中では一番安定した存在の小梅ですが、ストーリーは最も起伏に富んでおり、「襲い掛かる様々な困難を乗り越えて幸せを掴む」という感動も味わえます。
主人公が「世話係として残す妹」として小梅を選んだ事で、他の妹達からは「無難なトコ選びやがって」などと毒づかれ、確かにその通り家事的な面では安定した日々が送れますが、「お互い相思相愛でありながら、兄妹であるが故の葛藤」「主人公に想いを寄せるクラスメイトや、小梅に目を付けた鬼畜ボンボンの出現」「交通事故による記憶喪失」など、愛し合う二人の間に「これでもか」と云わんばかりの障害が立ちはだかります。しかし、主人公は“お兄ちゃんパワー”を全開にして「兄妹の絆をナメんなー!!」と云わんばかりに乗り越え、やがては小梅との幸せを掴むという感動的な仕立てになっています。
5人姉妹唯一のメガネッ娘である小梅ですが、途中のあるイベントをきっかけにコンタクトに変わるのと、唯一ニーソではなく通常のハイソなので、“メガネッ娘萌え”や“絶対領域萌え”な方には少々物足りなさを感じるかもしれません。
エッチイベントはほぼ全てが着衣又は半裸であり、[ブルマ・ネコミミ・おしっこ]などの要素が含まれます。マニアックなものになると[着衣びしょ濡れセックス]なんてものまであります。
[妹スタイル]で「小梅だけを攻略したい」という方や、「立ちはだかる困難を乗り越えて掴む幸せこそが本当の幸せ」という“トゥルーハッピーエンド”、もしくは「幼き日に交わした約束」等の展開を好む方にはピッタリの作品です。