舉報鑒賞

『寝取られ』のスタイルとしては、既に起きてしまった事を映像越しに見せ付けられるタイプと、リアルタイムで調教されていく様をそのすぐ傍で見せられるタイプの二種類。
比率は半々といったところですので、どちらのスタイルも楽しめる方なら本作を隅々まで堪能することが出来るでしょう。
また、ヒロインが淫らに変えられていく様を主人公が最初から知っている状態ですので、事実を知りながらも手が届かないという展開を好む方にもぴったりです。
マルチサイトシステムにより、主人公だけでなくヒロインの視点も知ることが出来るのもポイント。
双方の視点を見ることで、戻りたくても戻れないという悲哀さや、何をしようとすべてが手遅れであるという無情さを、いっそう強く味わうことが出来ます。

どうあがこうが、待ち受けているのは過去を取り戻すことはできないという事実だけ。
幸福な結末を迎えたとしても、それはこれから叩き落される悪夢に更なる絶望を加えるだけの燃料。
二人が寄り添う未来は二度とやって来ない、逆転無しの完全寝取られ系作品をお探しの方にお勧めします。