舉報鑒賞

いろんな要素をあれこれミックスして、1つにまとめ上げた感じです。
　女の子は2人。片や天然で無口だけど甘えん坊で積極的、片や口達者なお嬢様で強気だけど潜在的マゾ気質と正反対。主人公である神父のえっちの仕方もそれぞれに対して両極端になります。これが同じ1つのゲームかと思うくらい。また触手やふたなりもありますが、シナリオが上手いのか属性のない(はずの)自分にもすんなり楽しめました。
　ただ、『女の子が実は悪魔』という設定が肝心の女の子に対して生かし切れず、神父のキャラやふたなりを引き出すきっかけ止まりなのが残念。教会の中でおおっぴらに魔力を振るうのも変ですが(それ以前に2人とも弱体化してるけど)、翼や角くらいはもっと出して欲しかったですね。
　システム面では、CG閲覧が無いのが不満。シーンモードはあるのですが、見たいCGのためにシナリオを読み飛ばすのは面倒です。

　全体的に見て詰めが甘いところもありますが、中身と比べれば大きなマイナスとはならないでしょう。