舉報鑒賞

BGM無し。萌えコスチューム無し。ファンタジー無し。動きも汁も少なめ。
ただただリアリティにとことんこだわった作品。
これが非常に秀逸です。
動画作品ですが、動画の出来だけなら他にももっと秀作がたくさんあります。
翻ってこの作品は本当に必要最低限の動きしかありません。確かに実際の動きや反応はこんなものかもしれないと思います。
しかしそれだけではこのエロさ、この評価には繋がりません。考えるに、この作品はストーリー設定が肝なのではないかと感じました。それも簡潔にさらっと説明しているのがこれまた秀逸です。(個人的には変圧器の画像がリアリティを印象付ける小道具として、非常に効果的だと思います。)
これほど背徳感をリアルに感じられる作品はそうそう無いと思います。
「動画は動いてなんぼ」と考える方にも自信を持ってお勧めします。
「あの息苦しいようなひと夏の過ち」を体験したい方には間違いなくお勧めです。