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「姫忍~桜~」 へのレビュー
2008年08月29日 NERO さん
このレビューは参考になった x 5人
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妊婦に対するすさまじいまでの「こだわり」を感じました。もちろんストーリーの中心に孕ませ・妊娠という行為が深く関わってくるのですが、それだけではない、妊婦の描写に対するこだわりを感じさせてくれました。 たとえば、メインヒロイン・清姫とサブヒロイン・桜の2人ともが敵将・成家に孕まされ、ボテ腹になった2人が、半裸で並んで座っているENDがあるのですが、「清姫のほうが桜よりも先に妊娠していた」という状況のもと、ボテ腹の大きさが違います。 ボテ腹の大きさで妊娠時期の違いを表現するだけなら、しばしば用いられる手法ですが、はだけた乳房をよく見てみると、2人とも「妊娠前よりも乳輪が大きくなっており、しかも色が少し濃くなっている」のです。さらに、2人の乳房・乳首を比べると、先に妊娠している清姫のほうが乳輪がやや大きく、乳首も少し大きいのです。妊娠したことによる肉体変化を丹念に描くところに感服しました。 ストーリーとしては、女の哀しさを感じさせるもので、自分の家族を殺し、領地を奪った敵将に種つけされ、ボテ腹になってしまった清姫。しかも妊娠後は、下級武士たちの慰みものとして『借与』されてしまうシーンもあります。それでもお腹の子を必死で守る清姫。憎い敵将の子であると同時に、自分の子であり、単純に自分の子というだけでなく「一族の血をひく、お家再興の希望のタネ」でもあるというジレンマに苦しみます。
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