レビューを報告する

  • 1.情報入力
  • 2.報告完了

このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。
この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください。

「ONE~輝く季節へ~ VISTA動作確認版」 へのレビュー

オススメ! 12年経っても、魅力が失われない。まさに『名作』

2010年06月07日   NERO さん

このレビューは参考になった x 2人

CD-ROM版(しかも当時は、ヒロインの音声なし)で発売されたのは、今から12年も前ですので、たいへん古い作品です。

 現代劇でありながら、物語の重要部分にオカルト的要素が絡んでいます。主人公がいまいる世界から切り離されないように(ちゃんと今いる世界に戻ってこられるように)するためには、ヒロインたちとの絆が必要になるという流れですが、このヒロインたちもみなそれぞれに複雑な事情や深い悩みをもっていたりして、物語はとても複雑です。

 ヒロインの中で、唯一の『先輩』である川名みさきは、小学生時代に事故により失明しているのですが、性格は明るく、盲目とは思えないほどに活発で行動力があります。
しかしそれが実は『自分の勝って知った学園内』に限られていて、主人公に手を引かれて街にデートに行く時には怯えて、別人のように弱々しいなど、ヒロインたちの心はとても複雑。さらにみさきとのSEXは、卒業式の日、夜の教室内という変わったシチュです。 
このときにみさきが「わたしの体、変じゃない?」「わたしが知っているわたしの体は、昔の時だけだから」と、心配するシーンがとても可愛らしかったです。

 面白かったのが、七瀬留美。本当は勝気で、ボーイッシュな性格なのに、転校を機に『大和撫子』として振舞おうとします。しかし【偶然】から、主人公にはその本来の性格を知られてしまっており、主人公に対しては(人目がないときに)地金を出します。留美がどの部活に入ろうか迷って、いろいろお試しで入ってみるシーンでは、ボケとツッコミの漫才を楽しむことができます。

* は必須項目です)

理由*