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「SEVEN-BRIDGE」 的鑒賞

オススメ! レインボーブリッジがきらめくように

2009年11月10日   蓮田ひいろ 先生/女士

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評論選擇的類別:

こえてゆけ こえてゆけ
七つの橋のその向こう、旅の終わりのその先に、
みはてぬのぞみがあらわれる

・・・

FORESTの後継作……というより対の立ち位置につく作品です。
ストーリーは別のものですが。

滅びた東方の王と共に、無限の願いと共に、駆ける旅の歴史。
それは巡礼であり試練であり問題であり遠征であり戦争である旅です。
ケーニヒスベルクの七つの橋を渡る、魔法の旅です。
歴史に意味はあるのか? ある、多分。
その中の犠牲に意味はあるのか? ある、多分。
そう思いさえすれば簡単に。
だけど。
たとえ歴史が物語でないとしても——そこに何の意味がないとしても。
この世界が、綺麗な世界樹の物語の世界でないとしても。
それでも人はのぞみを持つ。無限の道を進み、無限の橋を渡る。

歴史と物語。レール。FORESTと同じ背景を持っています。
FORESTをプレイした上で比較すると面白い作品だと思います。
逆に単品だとちょっと物足りないかも。
FORESTもそうですが、あまり一つ一つ意味を求めすぎるのは禁物。
ようはハートだ!

テキストは森と同じく、歌物語のように韻文と散文の混ざった形式ですが、
さすがに疲れるのか後半は失速ぎみに。メタファーのネタも困っていたよう。
よくあることよくあること。
作品に使われる曲数は八十以上。これはかなり多い。
すべてが印象を残すわけではありませんが、ほのぼのとしたのを好む人にはおすすめ。
よくあるキリスト教のパワーへの神聖視と歪んだ敬意をまきちらす作品より、
もっと実直に歴史の中にあるその無力感と向き合った作品の方が好きだと、
なお良いでしょう。

——こえてゆけ こえてゆけ。七つめの日のその向こう、主の休んだその先へ。

* 為必填項目)

緣由*