舉報鑒賞

総天然とありますが、ヒロイン全員は天然系で主人公はツッコミ役のコメディな共通の前半を展開しつつ、向日葵、椿、菫の陰を覗かせます。後半の個別ルート突入後は、ヒロインの問題から重い展開となり、悲劇的な結末だって迎えます。その中にはエロゲーのアンチテーゼと言われるべきものがあります(ストーリー・攻略の方法など)
しかし、主人公はハッピーエンドを迎えるとき、ヒロインを引っ張る姿は強く頼もしく、人間臭いです。また、ヒロインも独占欲が強くて嫉妬したりしますが、本質的には他人の幸せを望む事が出来る良い娘たちだから、ドロドロとした三角関係ではなく、好きな人を幸せに出来るのか、と訴え、恋人になったヒロインの本気を問い掛け、後押しします
確かに嫌な重さはありますが、それに負けない姿の描写は本当にハートフルです
ちなみにヒロインと主人公全員、髪は三つ編みです