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基本ヤリサー物ってのは寝取られた側(主に男だと思うが)は不幸のドン底に叩き落されたまま、話が終わっていく…ってのが殆どだと思うんだけど、本作はその辺りの評価が非常に複雑であり…ハッキリいって主人公も「俺はもっと怒ったり、悲しんだりした方がイイのか?それともコレはコレで良かったのか?」と正直よく分からない結末になってるのが、凄く斬新で面白いストーリー構成だなと感じました。

最終的にこの三人は『小説研究部(実はヤリサー)』に全員揃って身を堕とす結末を迎えるのですが、そのキッカケを作った最大の功労者(?)が部長や他の男子部員達ではなく、子供の頃から仲良し幼馴染三人グループだったうちの一人『さやか』だったというのが結構凄いです。

子供の頃からずっと仲良く過ごしてきた三人だけど、いつのまにか自分が大好きな男の子『ひろ』と女友達『みのり』が互いにハッキリとは告白してないまでも「両想いの状態」になっており、このままでは程なく二人がラブラブ恋人関係になるのは明白です。

本来なら、さやかはこの二人を笑顔で祝福してあげるべき辛い立場だったりするのですが…ひろへの想いは彼女も、みのりに負けていないぐらい強力なモノがあって簡単には諦めつかなかったんでしょうねぇ～。

そこで一発逆転、というか自分も最愛のひろと恋人にはなれなくても「男女の関係を持てるようになるキッカケ」を与えてくれるかもしれないと目を付けたのが、実はヤリサーという噂がある小説研究部に二人を誘い込む…だったんでしょうね。

例え乱交でもイイから、私もひろくんのオチ〇チンにズボズボおま〇こ突いてもらって子種汁欲しいっ!そして孕みたいっ!!という思いはなかなか来るものがあります。

本作は4Pスワッピングで一応の幕引きとなりますが、是非ひろが部長になったその後の小説研究部を描いた続編を、サークルさんが描いてくれる事を切に期待したい!