리뷰를 보고한다

昨年末の囲炉裏すずな、すずな・はこべらのアップデート、たびらこ辺りからこのサークルお得意の空間表現が
またひとつ上のレベルに行ったなぁという印象を受けていたけど、その最新の成果がここに。
他の追随を許さないとはこの事、安眠音声作品全体で見ても最高クラスであろう表現力にただ舌を巻く。

サークルさんのいう"箱庭系"という言葉を裏付けるように、この作品は音響でもって小さな"世界"を作り出す。
近すぎず遠すぎず上下左右も意識された音声の絶妙な位相感、時間の経過に伴って僅かに雨足を変化させる雨音や、
縁側に上がり込むカエルを構って広い範囲で動いてみせるすずしろの動作音、これらが自然に展開されていくことに驚かされる。
これにサークルさんのほうで販売されている匂い袋でアイマスクなりなんなりに香り付けしておけば、癒しの固有結界の完成w。

夜のお手伝いも驚異のハイクオリティで展開されるが、事が済んでの取り乱すすずしろさんに非常に罪悪感を感じてしまう(笑)。
このへんのエロすぎるシチュエーションの設定も…今回は昼でしっかりキャラクターを描写して、という流れ込みで…毎度ながら見事。

安定の超ハイクオリティ音声作品であり、何も言うなとりあえず聴け、と。正直、このお手頃価格で聴取させて頂けることに申し訳なさすら感じる。
この調子で芹さん新作など来たら、多分僕は鼓膜から多幸感を過剰に摂取しすぎて死ぬだろう。
でもそれもいい。そのときはこうしてレビューは書けなくなると思うが。