리뷰를 보고한다

おーたみのるさんのおなじみ「まどマギ」本のシリーズなのですが
今回は、今までのような低頭身のほのぼのコメディではなく、改変後の世界をベースにしたシリアスな内容の作品です。

かつて、自分の犯してしまった過ちにひたすら自分を責め続けるマミさんにまどかは彼女の手を強く握りマミさんの澱みかけた心を救う…

まどマギのシリアス本という点を除いても一つの作品としての完成度がとても高く、短いながらも深く見いってしまう魅力があふれている作品です。

この世に一切の過ちを犯さない人はいない
この世に一切の不幸や悲しみを受けない人はいない
この世に一度も自分の生涯を絶望しない者はいない

しかし、生きている限り希望も喜びも幸せも、いつか必ず訪れる
だからこそ人は生きていく、生きようとする

そういう風に思えた作品です。