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「椿色のプリジオーネ」 へのレビュー

オススメ! シナリオ分岐型のミステリーノベル

2013年12月08日   RiverStone さん

このレビューは参考になった x 1人

レビュアーが選んだジャンル :

可愛い女の子に囲まれながら、ミステリーの雰囲気を味わいたいという方におすすめの作品です。古いゲームなのでシステムが少々不便で、シーンの尺が短い点などは注意。

雪に閉ざされた洋館で殺人事件が起こり、解決を目指すというのはミステリーの定番として雰囲気が出ています。被害者や犯人の変わるミステリーは無駄な伏線が残ることもありますが、今作にはほぼないのも高評価。シナリオや音楽も雰囲気に合っています。効果音は後述の理由により上手い使いどころが少ないのが残念。
途中攻略サイトを参照して、ルート分岐の仕組みを知ったときはその手があったかと驚きました。同時に自力で気付くのは難しいように思いましたが、最近のものと比べると難しいくらいで、複雑難解なゲームではありません。

以上、ミステリーノベルとしては良い作品ですが、ミステリーゲームとして見ると物足りないです。
というのも、証拠を探して犯人を追い詰めたり、トリックを推理したり、会話中の選択肢で情報を引き出したりといった要素がほぼないためで、それらの要素を期待していると肩透かしを食らいます。

エロは夜の奉仕モードがメインで、基本的に館の主人とメイドという関係で展開されます。
恋愛要素は薄いため、吊り橋効果でヒロインと仲良く、といった展開は期待しない方がいいでしょう。
シーンという点では、メイン格のヒロインには複数の死亡シーンがあり、CGにも力が入っています。出血はありますが、極端なグロやスプラッターはないのでご安心を。

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