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「絶対★妹原理主義!!」 的鑒賞

やっぱり妹に押しまくられる主人公

2012年09月30日   ki2 先生/女士

このレビューは参考になった x 2人

デビュー以来一貫して「女の子に押しまくられる」コメディをリリースしてきた脳内彼女さん。
その中でもっともこだわりのあるのは「妹」。第一作「絶対★妹至上主義!!」第四作「シスターまじっく!」そして、第七作である本作「絶対★妹原理主義!!」だ。(たぶん次の妹ものは第十作目になるはず)

七作も同傾向のものを作っておいて、なお飽きさせないのは、他ではお目にかかれないヒネリの効いたヒロインたちの魅力と、シナリオ・テキストの良さだろう。

今回特に魅力的だったのは、長女の瑞と三女の奏。
武術の達人である瑞は、幼いころから表情を表に出さない修行をしてきたため、人からも感情が読めない上に、自分の感情もよくわからなくなってしまっている。しかし武術家として「勝つためには手段を選ばない」思考のため、兄へのアタックも恐ろしく過激なものになってしまう。「無感情?なのに情熱的」という一筋縄ではいかないヒロインである。
奏は単なるバカ妹である…はずだったのだが… (おっとこの先はプレイしてのお楽しみだ) プレイ前とプレイ後の評価がガラリと変わること請け合いのヒロインだ。

本作はコメディとして楽しめ、かつ実用度も高いという素晴らしい作品。「けっこう強引だけど可愛い妹」が好きな人なら大いにお勧めだ。

* 為必填項目)

緣由*