そもそも二次キャラ属性として無感情キャラが大好物で、音声作品の世界でも理想的な「無感情系」「事務的系」「平然系」を探して色々聞いてきました。が、はっきり言って満足できるものはほとんどありませんでした。
というのも完全な無感情キャラというのは作者側も扱いにくいのか、何かとすぐにS属性を付加し、「罵倒」させたり、「侮蔑」させたり、「イヤイヤご奉仕」…っておい、それって感情じゃね?!みたいなキャラとして動かしてしまうのです。
今作の中にもSっぽい言い回しが散見されますが、どれもいい意味で合成ソフト感があるというか、「無抵抗なメカ娘相手に俺が主体となって言わせてる感」があり、終始ちゃんと無感情キャラです。
感情的に罵倒なんかされなくても、賢者タイムに入った時にうっすらとした自己嫌悪が自ずから湧いてくるいい後味です。
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