استعراض التقرير

クラスメイト以上友達未満、互いに意識し始めた少年少女が、転校先の学園で行われる全裸登校週間の訓練を行う、
ADVです。

その名の通りスッパダカで学園に通う全裸登校週間は、
これまでに三作品が上梓され、本作品はその四番目です。
続編というわけではないのでどこからでも楽しめると思います。
共通する設定である全裸登校は、今作でルールがかなり明らかになりました。
一つの大きな嘘を信じさせるために他の部分を本当らしくする、という手法が使われており、
全裸で登校するメリットやリスクなどが丁寧に説明される事で
無理なく作品に入っていけるようになりました。

肝心のプレイ内容は、訓練の名前にふさわしく、徐々に露出度・羞恥度が増していきます。女の子が裸を異性に見せる、
という一大イベントを最大限有効活用している、という印象を受けました。
一つ一つのシチュエーションごとにヒロインである雫ちゃんが
なんらかの初体験をしていきます。
はじめは強がりつつも、次第に羞恥を感じ、耐えるようになる彼女の
表情、心理描写が見事です。
主人公とヒロインの距離感も見事です。異常な状況を通じて深くなっていく二人の絆を感じられると思います。

ジャンルとしては強制露出に分類されるでしょうが、
ヒロインが可哀想な事にはなりません。
とてもマイルドな作品で、露出や羞恥といったジャンルを
開拓したいと思う人の、教科書となりえる作品ではないでしょうか。