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「銀色のヴァルキュリア」 的鑒賞

かなり正統派なバトルもの

2010年04月06日   熊くじら 先生/女士

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評論選擇的類別:

二次大戦寸前の欧州を舞台にした異能力バトルもの。伝奇要素も入った物語。
好みはあるでしょうが、絵はかなりのレベル。私的には中でも男、特におっさんの表情がいいと思います。
物語も展開、配役と王道で、すいすい読み進められます。バトルの描写もなかなか。
問題点は、少しボリューム不足なところ。シナリオ量の割に風呂敷を広げすぎているので、少々展開が急になっています。
あと、ナチスやMI6などの組織は物語を整えるための舞台装置で、絶対的な要素ではありません。
政治的思惑とか、陰謀論とかは関係のない、純粋なバトルものです。熱い展開好きの人、複雑な話が苦手な人にもおすすめ。
…最後、まさかトラペゾヘドロンを出しくてくるとは予想外。無貌の神さん、いつもお疲れ様です。

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