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对「魔法少女沙枝 第二話」 的赏析

シリアスそして爽快感

2010年09月17日   まりおねっと 先生/女士

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一般向け魔法少女もののシナリオに倣いつつ、ディープなエロを絡める作品。
合間に挟まれるちょっとしたギャグは明るいのですが、この巻からはシリアス要素が強化されています。
前回で処女を奪われてしまった主人公が、親友を同じ目に合わせたくないというシーンや、ラストの互いを守ることを誓うシーンなど、勝ったとしても受けた傷の大きさをがっつりと描いています。
Hシーン自体も、主人公達の感情を丁寧に表現し、またテーマを羞恥とすることで、精神的な凌辱を意識した作りになっています。
だからこそ、ただ単純に3穴責めするだけでなく、二穴を同時に処女喪失させるなど、テーマと精神的責めを十分に味わうことができました。

このように内面を丁寧に描いている作品だからこそ、主人公沙枝と親友翔子のキャラクターもしっかりと描かれていました。
特に今作の主役とも言うべき翔子ですが、ただ記号的な「親友のお嬢様キャラ」として犯されてしまう存在ではなく、オタクという個性を発揮し闘いに応用させ、一度は失敗しても次には自力で改善策を打つような機転のきく頭のいいキャラクターとなっています。
また、沙枝を思いやり守ろうとする想いは冒頭から描かれ、その思いが彼女の原動力であることも分かります。
ラストはそれまでの屈辱感を倍返しにするような爽快感のある攻撃となり、シリアスを交えつつきちんと締めました。
これだけでも完結となると思いますが、続編があるならぜひ見てみたいです。

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