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「腐り姫」 へのレビュー

死ぬほど愛したことはありますか?

2011年03月18日   こりっぱ さん

このレビューは参考になった x 10人

■DL版の変更点
・VISTAに対応
・解像度が800×600に向上
・CDをドライブに入れていなくてもBGMが再生される
・メッセージのオートモード搭載
・BGM、SE、VOICEの音量が自由に設定できる
・セーブ画面のデザイン変更
・音楽鑑賞にCD-ROM版でしか聴けなかった警告音声が収録

■内容
何度も同じ時間軸のストーリーを繰り返し、徐々に世界観の全貌が見えてくるという今では珍しく無いループものの作品です。
詩的なテキスト、そのままポストカードにできそうな背景、その背景にチップキャラクター(小さな絵)を表示させるだけであえて文章にはしないという演出、そしてシーンに“添った”音楽。すべてがこの作品の雰囲気を引き立てております。
登場人物みな人間らしい泥臭い感情を抱えており、主人公にぶつかってきます。
客観的に見れば退廃的で倒錯した愛が全編を通して描かれます。
まさしく「インモラルホラー」といえる作品。
名作といわれるのも納得です。
一度プレイすればいろんな意味で忘れることはできない作品になることでしょう。

あ、Liarsoft特有の遊び要素もあるので、雰囲気ぶち壊しな「盲点」は初回プレイ時はOFFにすることをお奨めしますw

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