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原画を一目見て、惚れ惚れしたというのが、正直なところだ。「義母」という設定の中年女性らしい筆致がまた、秀逸である。
当初プレイした時、(キャラが)煤けて見える気がしたのだが、後日、原画家さんの才能だと悟った。題名にあるように熟女がテーマなのだ。その点、若者メインの瑞々しい筆致ではそぐわないのは当然だろう。天野氏の才能は、キャラの輪郭等、デザインの多様さのみならず、年齢層までも描き分けている。見事としか言いようがない。
ゲームの内容は、文字通り、熟女とのめくるめく官能に満ちた日常になる。どの女性も個性があって、また、攻略の楽しみもあり、味わいのある作品に仕上がっている。
第一に、エッチシーンの出来は畢生である。しかも、エッチ=凌辱とは限らないところが上手い。読み進むごとに変遷する熟女たちの心理に着目しつつプレイされると、楽しみも倍増する。
絵柄良し、シナリオ良しと、誠に申し分のない傑作だ。