استعراض التقرير

少女を監禁し、肉体的にも精神的にも痛めつけて自分のモノにしていく過程を描いたリョナ音声です。
洗脳とタイトルにある通り最終的に少女は加害者(お兄さん)に依存し、心酔するようになるのですが、その描写にはかなり力が入っています。
自分自身に暴力を振るわれたり家族を痛めつけられたりと、あの手この手で徹底的にいたぶられ精神的に追い詰められた少女は正常な判断力を失い、妄想のお友達を作り出してよりどころにしたり、加害者でありそもそも自分を酷い目に合わせている「お兄さん」に少し優しくされただけで恩を感じたり、精神の均衡が崩れていきます。
そしてダメ押しにトドメを刺された結果、「お兄さんだけが自分を助けて優しくしてくれる」と明らかにおかしい思考に侵され、お兄さんの為なら何でもするという思考回路に造り替えられます。
そうして腹を殴られて喜び、感謝し、笑いながら友人の命を奪ったりと、壊れ切った少女の姿もしっかり描かれ、そういう昏い嗜好を持った方にはたまらない作品だと思います。