舉報鑒賞

ドットエッチの2作目、と銘打たれておりますが、共通するのは前作(?)の女の子の一人で、このゲームはその子の日常を観察するシュミレーターです。

よくあるフラッシュゲームのような、おさわりからの〜といったアンロックがあるわけでもなく、二週目からの選択肢〜といったものもない、このゲームでは本当にただのいち傍観者で、エッチシーンも女の子に知られぬようそれとなく「介入」することでしか見られないという、非常に特異な作品なのですが、それでも前作に引き続き、相変わらずドットとは信じがたいほどの驚くほどのアニメーションで、非常にかわいらしい上にいやらしいですので大丈夫です!(謎)

さて、このゲームは基本的には女の子の生活を覗くだけのまったりとした作品なのですが、観察し続けると、まるで自分が某ウラマドの世界に行ってしまったような、ただの観察ゲームではないなんともいえない感覚が味わえます(滝汗

このゲームを一言で表すのなら、『深淵』です

・・・かの哲人の言葉の引用ですが
『心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを 見返すのだ。』

この言葉がぴったりきます^^;
日常的な風景を覗けるということは非日常そのものだからです。この試みは大変面白いのですが、内在する非日常は不気味そのものです。
ゆえにプレイされるときは、ホーリーキャンドルかセントメダリオンをお忘れなきよう(笑)