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最近は催眠音声ブームのようで、催眠と名の付く音声作品がたくさん発売されるようになってきました。
しかしそれに伴い、催眠としての質の低い、ボイスドラマに近い作品が増えてきたように感じている方も多いのではないでしょうか。

この作品は最近の作品には珍しく「催眠」を重視した作品でした。その点は、安心していいと思います。

これまでに色々な音声を聴いて来ましたが、誘導も良くある定形ではなくこれまでにない誘導で、
それでいてしっかりと深化していきましたので、大変驚きました。
これだけ応用を効かせるには、かなり催眠理論についても勉強されたのではないでしょうか。

椅子に座っての催眠というのも新鮮な感覚で、催眠音声を聴き始めて間もない頃の、驚きとドキドキ感を思い出すことが出来ました。
個人的な感想ですが、過去の数多の名作と比較しても、遜色ない出来だと思います。素晴らしい作品、ありがとうございました。