舉報鑒賞

マゾヒストの素質を持った少女が、サディストの少年に調教されてしまうストーリー。

……なんだか鬼畜な展開を想像しがちですが、
本作における調教は恋人同士がじゃれあっているような感覚で描かれており、陰惨な印象は全くありません。
女の子を「モノ」としてのみ扱うことも多いこの手の作品の中では、爽やかで後味の良い部類だと言えるでしょう。

結果、実用性が薄くなったかと言えばもちろんそうではありません。
直接的な行為の強要よりも、あくまで少女自身の意思から欲望へ身を躍らせるよう誘導していく様はまぎれもなく「調教」であり、
ハードなプレイだけがSMの条件ではないことに気付かせてくれました。
ストーリーとの相乗効果もあって、段々立ち絵を見ているだけでいじめたくなってくるあたりなんかは、まさにタイトル通りです。

可愛い女の子をいじめたいけど、その子の嫌がることはしたくない。
そんなわがままなあなたにお勧めです。