舉報鑒賞

ついにでました。未定ちゃん、最終章。
長かった・・・、1作目を聴いて以来、ずっと待っていました。
未定ちゃんとは?、って方のために簡単に説明をば。
未定ちゃんは、ある日あなたが注文して届けられた少女ロボットです。
名前を決めてないから、とりあえず未定ちゃん。
ちょっとしたトラブルのせいか、ロボットらしくないです。
ちょっとしたことに感動したりと、感受性が豊かで独特の視点を持った魅力的な女の子です。
そんな未定ちゃんとの、日常を描いた作品となっています。

とまあ、説明になってないような説明をしたところで・・・、内容をば。
いやはや長く待っていた甲斐がありました。
待っている間に期待は高まる一方でしたが、その期待をも上回るほどの、いろんな意味で衝撃的な作品でした。
本作、トラックの構成を変えて楽しめます。
私自身、トラックの組み換えはめんどくさくて、結構デフォルトの構成をそのまま聴いたりしちゃう人なのですが、本作に関しては是非ともトラックの組み換えをしてほしいです。それにより未定ちゃんシリーズ全体の解釈が大きく変わるのですから・・・。
娯楽劇とするか、惨劇とするか、悲劇とするか・・・、それはあなた次第。
幸せな時間からの絶望、また、その逆の構成も可能です。
また、同じトラック構成のものを違う人が聴けば、それはそれで作品内容の解釈が異なると思います。
過去作でもそうだったのですが、視聴者が想像を膨らませられるように、工夫されているように思います。
さあ、全力で想像力を働かせて聴くのです・・・!

あ、なお、未定ちゃんの過去作すべて聴いてからの視聴を推奨です。未定ちゃんのことをよく知ったうえで聴くのが良いです。