舉報鑒賞

主人公が恋焦がれるヒロインを、その身体だけが目当てのゲス野郎に美味しく頂かれてしまうお話しです。この寝取り男はヒロインに対する愛情は欠片も持っていませんが、言葉巧みに和姦に持ち込み、最終的には自分にメロメロのビッチ彼女へと調教をしてしまいます。外見も寝取り男の好みに変えさせられ主人公との距離が次第に遠のいていくのは、このサークルのお約束で、本作も例外ではありません。

ヒロインは実に愛すべきキャラ設定で、その女神体質によってゲスな寝取り男にも慈愛の目を向けてしまいます。それと同時に快楽には滅法弱い肉体であるが故に、寝取り男の性技の前になすすべもなく落ちてしまいます。この辺りを即落ちと見るかどうかは人によって分かれると思いますが、秘められたスケベさが表面化するのをヒロインは必死に隠そうとしているため、即落ちからのビッチ一直線ではなく、個人的には不満はありませんでした。

CGも秀逸で、公開されていないCGの中にダイナマイト級の強烈なものがあるので、その点だけを取っても買って損することはないと思います。

願望を付け加えると、もう少し寝取り男のゲス度が高かったら良かったと思いました。寝取り男はヒロインの身体だけが目当てという設定なので、ヒロインを完全に落とした時点でその身体を「おもちゃ扱い」するとか、おもちゃに飽きて捨てる時の残酷な処理の仕方とかが不足気味でした。
また完全に遊ばれていたと気がついたヒロインの絶望感とそれでも捨てられたくない一心で更に深みへと落ちていくヒロインの悲惨さなどが描写されていたら完璧だったと思います。

それらの点を差し引いたとしても、本作は和姦寝取られの傑作であり、同好の士に力強くおすすめできる逸品です。