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「あのナマイキだったお前を、きっと俺は愛していたんだ。」 へのレビュー

オススメ！とにかく丁寧!　まさにノベル!

2012年07月01日カメハメハ係長補佐さん

このレビューは参考になった x 1人

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SEXばかりに偏重しがちな女装系の中で、丁寧にココロの交流を描いたまさに小説。
分身であるアユミとはすぐに結ばれるものの、ナマイキな
あゆむと、女装を通してゆっくりと距離を縮めます。
終盤、美少女のフリしたあゆむが取る、あるイベントが俊逸!　
そのあとのアキラとの会話も信頼と愛情が感じられて凄くイイです。
友達と恋人の狭間で決断するあゆむが可愛いです。
その後に訪れる衝撃のドンデン返し。
アユミの告白に唖然とした後、ラストに用意されたもうヒト捻り。
これ以上はネタバレで言えません。
読んで損はないです。
男の娘好きを自認する人なら、知っておくべき作品です。
好きでなくても、読み終えた後には好きになってます。