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亀頭に蝋燭たてられたり、
金属ブラシを尿道に突っこまれたり、
シャコに肉棒殴られるのはいいんです。
痛みはこちらに伝わりませんから。
程ほどのいい感じの痛みを想像しておきますので。

心の痛みはそうはいきません。
こいつら、本気で心を折りにきます。
主人公に立ち絵なし名前なし台詞なし、
主人公=プレイヤーとはっきり重ねてくる作りですので、
罵倒が(他社製品に比べ)直に届きます。
体験版の罵倒はまだ”優しい”です。
【りか】「総括せんとなぁ♪　自己批判せんとなぁ♪　アカン子の自分を、心の限りに♪」
これさえ、まだ優しいです。
エロさを感じながらも、台詞に心をバキバキ折られて
無理だということがありました。
私はまだまだのようです。

実用度はりとるシリーズの中では一番かもしれません。
お屋敷という非日常から、
学校という日常に場面が変わったことも一点でしょう。
絵のクオリティはすばらしいの一言です。
(心さえ折られなければ)童貞喪失や乳首舐めの
エロティックさはとにかく体験版をやれとしか言えません。
また、ねっとり系で陰湿なりかの声が悪質で、
とにかく印象が強いのですが、
レナの鈴を転がすような可愛らしい声も実にいいです。
関西メーカーの関西弁は安心して聞けますね。

メタの部分も徹底してご褒美処理されています。
最後の演出はゾクッとなりましたね。
りと天から見える話のわかりやすさは健在、
前作の姫騎士で見せたお話を上手に作っている感、
キレイにまとまっている感はあります。
(同じライターの作品をプレイしすぎているのかもしれませんが)
話として完成度が高いと見るか、ちょっと寂しいと見るかで
評価は違うかもしれませんが、これはこれで名人芸を見たようで。
次作も期待して、オススメを。
次こそショタに声がついたら。