840円である。某大手ネット通販会社では20カ国の万国旗が買える値段なのである。
それなら、「世の中の進歩と調和を望んで万国旗を買うもんねっ!」という方もいるかもしれない。
だからと言って本レビューを読んだ後に、『白鳥苛め』でなく『万国旗』を購入したのなら「黙れ!越後屋!!よらば斬るぞ」とフリージングソード※1をブンブン振り回してしまいそうである。(※1:白鳥さんの武器であり、本作品でも出てきますよ。ご期待ください。)
おおぅ、レビューを忘れておった。
これは、とあるエロゲー作品のキャラクターの同人作品である。2004年に発売されてから続編も何作か出ている(一部のコアなファンの絶大な支持を得ている)作品である。
オリジナルのファンとしていうならば、続編を超えたといっても過言ではない同人作品なのである。
『白鳥苛め』では、一つの選択肢における過程を丁寧に仕上げている。技術力の日本…いや、バルクラッシュと言っても問題はなかろうかと感じたりする訳である。
白鳥好きの白鳥好きによる白鳥好きのための作品である。
白鳥ファンの為の写真集としても使用は可能なのである。
『白鳥苛め』を買ってからオリジナル(第一作)をやるもよし、オリジナルを買ってから『白鳥苛め』をやるも…尚、よし!!と言える作品である。
バルクラッシュさん…白鳥さん(メットなしや悪堕ち後…等)の作品はこれで終了でしょうか。
『白鳥苛め〜アナザーストーリー〜』を期待しております。
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