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「麗華の館 ~催眠遊戯への招待状」 へのレビュー

美人姉妹よりも作品自体や狐に化かされるような話が好きな貴方に

2014年03月24日   kawauso さん

このレビューは参考になった x 10人

途中までは誘惑催眠エロゲーの最高傑作かと思える素晴らしい出来ですが、最後までやると誘惑催眠エロゲの歴史にある意味残る問題作だった……と思える物語でしたよ。

基本的にエロ「シーン自体」の配分はメーカーさんの説明の通りですね。回想枠16はエロシーン一回分を分割していることがおおいので、やや水増しといった感がありますが、CG枚数と共に「誘惑エロから責められエロ寝取られ逆にS化して奴隷責めハーレムエチ」まで兎に角、いろんなエロシーンが盛りだくさんです!というのはその通りだと思います。

このゲームのある意味秀逸なところは、そのエロシーンの繋ぎ方でしょうか。序盤は体験版のように麗華主導で姉妹の誘惑エチからM犬調教そして禁断の近親セックスに至り、最後には妹も寝取られてしまって屈辱の快感と屈服の安心感へと至る物語は、適度な日常シーンの導入とそこから徐々に姉妹の催眠に導かれて道を踏み外していく堕落感が非常にエロく書かれており、この前半部分だけで傑作認定をする人は多いかもしれません。催眠ボイスや誘惑ボイスを適切に用いるエロシーンや、セクシー衣裳を強調するエロCGも素晴らしいの一言です。

しかしこの作品の凄さは、その前半だけで傑作認定をするような人を、ものの見事に正反対の評価へと叩き落とす後半の展開でしょうか。え、おれは復讐展開なんて望んでいない?ですって。いやいや、そんな生温いオチじゃないんですって。僕はこの「復讐展開」も「誘惑選択肢を自ら選ぶための設定」だと思っていたんですが、この作品は基本的に一本道なのでそんなモノは御座いません。そしてこの作品のオチは「姉妹に復讐してSハーレムを築く」ではないとすると……?

全ての真実が語られ、唖然としているユーザーの目の前に現れる「催眠遊戯への招待状」。そのサブタイトルの真の意味を理解した貴方は、果たしてどのような感情に襲われることでしょうか……

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