舉報鑒賞

FillerReport購入プレイ済み。
あちらは運要素といくらかの選択肢によるルートがあったので正直面倒な部分がありました。インモラル世界の発端時点のためか生殖獣≒女性にとって最悪の存在という認識がないためかイマイチ凌辱妊娠家畜にされるという恐怖やもう駄目だという屈服を各ヒロインエロシーンに足りない感じがしました。メインを除き2シーン位しかなく使い捨てキャラで悲壮さを薄れさせている。
それに対してこちらの作品は生殖獣に対する危機意識があり(対応策としてやってることはお粗末ですがエロゲだし)各ヒロイン、特にテレジアやイレースの立場的な屈辱や抵抗から『もういいや』ってなってしまうまでのシーンは声優演技や台詞が抜きんでていると思います。各ヒロインにほぼ均一にシーンを振り分けそれぞれに恥辱性癖があり晒し、それでいて家畜にされる、されたいという流れがあるのは最高です。ゲーム内時間にしてもあっという間に堕ちてることになりますが、それだけ生殖獣に捕まることは絶望なんだ、快楽的なことなんだと思えるので個人的には世界観にあっていると思いました。
ノベル形式作品でも同時系列の世界は語られてますがヒロイン台詞に声がなく、状況説明の方が長かったりで勿体ない。音声付で是非ともリニューアルして各ヒロインの絶望譚をもっと見せて欲しいシリーズです。
このシリーズ一通りプレイ、ノベル閲覧して、各作品からの継承あってこそでもありますが、現時点で価格的にもエロ的にも小山電脳技研最高峰の作品だと思います。
新作でエルフ、今作で人間とゲームにはされたので次は女神かなぁ。