舉報鑒賞

カワイイ絵柄に惹かれて何気なく購入をしましたが、
まずプレイして驚いたのは、RPGとしての完成度。
今まで数十本ほど同人RPGを購入してきましたが、
このゲームはその中でも格別で、同人の域を超えていました。

次に、恐らくBGMにも相当な拘りがあったかと思います、
絶妙なタイミングで場を盛り上げるBGMが挿入されています。
特にトゥルーED間際からENDの文字が出るまでの演出は、
間違いなく同人RPG史上稀に見る素晴らしいモノだったかと思います。

3つ目、キャラクターが生きていました。
エロRPGだとこの辺りがおざなりになって、感情移入出来ないのですが、
このゲームの登場人物はどれも個性に溢れていたと思います。
主人公兼ヒロインのミーリエルはもちろん、
心強い相棒となるアンゼリカ、吸血鬼の少女、
用心棒のフランク、そして敵として出てくるキャラにさえ、明かされない裏設定のようなモノが用意されており、
ストーリに厚みを与えていたと思います。

4つ目に、エロシチュエーションの面ですが、
絵柄が丁寧なのはサンプルを見れば分かる通りですが、
キャラクター性が立っているのと、シチュエーションの相乗効果もあり、
使える仕様になっていると思います。
95%以上がミーリエルのシーンですので、ヒロイン目当てで買った自分としては、
これも嬉しい点の一つでした。

最後に、今年買ったRPGの中では最高傑作の一つだったと思っています。
このゲームの追加データや続編や関連作品が出たとしたら、
私は値段に関わらず、喜んで買う所存です。

ファンタジーRPG好きの方に大変オススメ出来る内容なので、是非プレイして欲しいです。