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「ばるばろっさ! ~すすめ? 赤軍少女旅団~」 へのレビュー

オススメ! 食わず嫌いはもったいない良作

2016年01月10日   げんごろう さん

このレビューは参考になった x 2人

このゲームはできるだけ多くの人が楽しめるように配慮されています。
ゲーム初心者でも難易度を軽くすれば必ずエンディングまでストーリーを楽しむことができます。
キャラクターはどれも個性的で、戦争の暗い雰囲気を吹き飛ばすコミカルなやりとりが楽しめます。
ストーリーの運びは史実を押さえつつ巧妙にフィクションを混ぜ込んで展開するので、「ありえないんだけどもしそうだったらそうなるだろう」みたいな奇妙な説得力があります。
ゲームに登場するキャラが兵器についてコミカルに解説してくれるコーナーもあるので、兵器に馴染みがないという人でも基本的な知識が楽しく学べるようになっています(不要ならパスできます)。
18禁シーンは捕虜に対して性的な調教を施す(ジュネーブ条約もファッキン!!)という代物で、中には甘めのものもありますが全体の傾向としてはかなりハードというか痛そうなプレイが多くアレな単語も連発するので「それ系」が好きな人は満足できると思われます(不要なら18禁はすべて非表示にすることもできます)。

ここまでゲーム以外の部分について述べてきましたが、上級者向けの難易度はとても本格的です。
実際の戦闘でも重要な索敵に関する部分が非常に凝っていて、特にユニットの「見つかりにくさ」を表す「ステルス」のパラメーターを駆使した戦いはゲーマーなら一見の価値あり。
ここまで完成度の高いものはメーカー製のゲームでもちょっと珍しいかもしれません。
また、「牽引砲は撃つと敷設状態になり次のターンで移動できない」など、兵器の特徴がゲームに反映されるように細かな配慮があります。
兵器の開発はある程度の自由度があり、どの系統を重視するかで戦術が違ってくるという楽しみもあります。

全体としては、他に類を見ないほど個性的でありながら、導入はゆるく極めれば本格。
まさに良作の見本のようなゲームだと言えるでしょう。

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