舉報鑒賞

かなりマニアックな物を出すことで、一部では有名な日本戦争ゲーム開発さんのシミュレーションゲームですが、今回のへべれけ!はあまり深く考えずサクサクとプレイすることができました。

生産システムがあるシミュレーションゲームというと、とても面倒な代物のように思えますが、1マップを15～20分で気軽に片付けていけるのでそれほど苦にはならないし、難しさも難易度変更により自分にあったレベルでやることができます。

が、そんなことはどうでもいい(爆)
このゲームのもっとも見所であると私が思う点は、登場する味方がどいつもこいつも酒のせいで誤射誤爆しようが失明しかけようが敗北しようが一向に気にせず陽気に飲み続ける、そんなアル中共が戦争という本来重いジャンルである物をコメディに作り替えてしまっている部分である。

軍事・歴史・戦史オタorマニアなら取り扱っている独ソ戦という題材がどれほど重暗い内容であるかを知っているだろうが、そんな彼らですら一種のジョークのような作品であると論ずると思う。

戦争に伴う暗い面や悲壮感といったものをまとめて笑い飛ばすこの作品、遊んでみることで何か新しい境地にたどり着けると確信するので、値段もお手頃であるのを良いことに遊んでみてはいかがだろうか。