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「四国志すぺしゃるDX ~酒池肉うどん戦記~」 へのレビュー

戦略ゲーに見せかけた観光ゲー

2017年12月10日   さん

このレビューは参考になった x 5人

同人SLGとしてはわりかしシビアなハードモードを基準に難易度調整もあり中々の良策、エロゲーとして見るとCGのクオリティは良好だが単純なシーン数で見ると物足りない人もいるかもしれない。しかし本作最大の見所はそこではない。

このゲーム最大のポイントは間違いなくやたらとよく取材された四国観光案内だ!
全ての制圧可能エリアに実写解説付き観光案内が用意されたSLGは他にないし、誰も作ろうとは思わないだろう。
特に各地で作者が取材時に食べた食べ物の写真は販促である。いや反則である。プレイ中お腹が空いて仕方がなかった!

それはそれとして本編は極度に資源の配置バランスの悪い四国を武力でもって香川県が統一するお話である。私はハードモードで全編プレイしたが、この手のゲームだとやはり序盤~中盤が一番キツい!
電力と人口と工業力と食料生産の配分がかなりシビアで、序盤の勢いで制圧する場所を間違えるとあっというまに資金か食料が尽きて詰む。また一応ヒントはあるが、ある場所を制圧すると大変なことに…
とはいえ、極端故にプレイ中に詰んだ場合は「何が原因で詰んだのか」が分かり易くもあるので、数度リトライすれば不慣れな人でもクリアできる。このサークルは戦術・戦略ゲームを長いことリリースしており、相変わらずゲームデザインのレベルは安定している。

SLG好きのゲーマーと四国に旅行に行く人、それと方言っ娘好きには条件抜きでオススメです。

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