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「目隠しアンソロジーコミックスVol.1」 へのレビュー

バリエーション豊かな三作品。SMよりも凌辱寄りの内容

2013年07月21日   骨格機械 さん

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性癖ごとのアンソロジーの中でも、ジャンルとして成立しているのか、少々あいまいな「目隠し」。

興味がわいて1・2巻続けて購入しましたが、案の定、女の子に「見えないから余計に敏感になってる……」と言わせれば、あとは何でもいいらしく、作家さんがそれぞれ自由に書いている印象。それぞれ毛色の異なるお話が6話並ぶので、バリエーション豊かと見るか、ジャンルを限定としたうまみが少ないと取るかは人それぞれ。

ただ、そんな中でもさすがは二次ドリ、全体として輪姦バッドエンド3話、凌辱バッドエンド1話、触手凌辱1話、ソフトSM1話というハードな構成が特徴的。「目隠し」=ソフトSMというイメージが漠然とあったので、意表を突かれました。

1巻での一押しは、空木氏の手になる巫女さん触手凌辱もの。ヒロインの巫女さん(正確には巫女さんの姿をした見習い神様)が、厄(敵)の気配を感じるためにあえて目隠しして戦いに臨み、見事に返り討ちにされて触手まみれの憂き目に遭います。

相手が無数の触手であるため、目隠しの効果も倍増。「いつ」「どこを」「どこから」「どのように」責めてくるか全く想像がつかない中、怒涛の快楽責めを受けて昇天してしまうヒロインの姿は、キュートな絵柄も相まって、大変にえちぃことになっています。部分的に、目隠しが透ける形でヒロインの眼が描かれるのも、えちぃ表情が垣間見えて、緩急の利いたうまい表現だと感じました。

他の二話がいずれも「生徒会長を輪姦」というお話なのに、ここだけ触手+巫女さんという異質な世界が光っております。触手=バッドエンドな傾向がある中、軽妙なエロコメディ的なオチをつけたのも評価点。周りの2話がバッドエンドなだけに、工夫が際立っています。

変な話ですが、1巻は目隠し以上に、「触手」「巫女さん」あるいは「生徒会長」が好きな方に向いているのでは。

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