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「苗床ダンジョンクロニクル」 へのレビュー
2013年10月03日 しとね さん
このレビューは参考になった x 2人
百合は好きだけれど触手はそれほどでもないし産卵はむしろ苦手な方だなあ、と最初は敬遠していたのですが、月の水企画さんの次作である『淫魔領リリム・ユニオン』がとてもよかったのでプレイしてみました。 結果、嫌いなはずの食べ物も凄く上手に料理されると好物になってしまう、というのを久しぶりに体験しました。 とてもエロく、また面白かったです。 あの手この手で触手に犯され、それがいちいち魅力的で、触手の可能性は凄く広いんだなあと思い知りました。 悲愴になりすぎてしまいそうな世界観なのですが、登場人物のキャラクター性もあり、楽しくプレイすることができます。 かといって主人公が性的なものに積極的すぎるというわけではなく、あくまでえっちなことに対する恥じらいを持ち続けるのが興奮を煽ってくれます。 グラフィックはかわいいし、文章は読みやすさとエロさを兼ね備えています。 産卵始めマニアックなプレイもそれなりにあるのですが、グロすぎずソフトすぎず、絶妙だと思いました。 そしてゲームシステムも秀逸です。 戦闘向け、探索向けに色々なスキルを持つモンスターたちを、どの順番で出産し、どのように編成するか、という楽しみ。 ダンジョンのトラップを回避していくために主人公にどんな服を着せるかという楽しみ。 各種アイテムのリソース管理。 エロイベント探しや貴重品探しに裏ボス退治のやりこみ要素。 などなど、個性的な要素が沢山あり、それでいてゲームバランスが取れているので、エロスでもゲームでも楽しめます。 各所へのワープやHシーンヒント、敗北Hのあるバトルで勝った場合は負けた場合を回想ルームで見ることができるなど、ユーザーフレンドリーな部分も充実しています。 触手・産卵が好きな人にはもちろんですが、あまり興味がないという人にも是非すすめたい傑作だと思います。
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