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優遇接待、逃亡者、汁だく接待へと続くシリーズ第一作目。

このゲームは前後2編に別れています。前半パートでキーワードとアイテムを回収し、後編でそれらがフラグとなっているイベントが開放されます。前半で誰も襲わないとハッピーエンド(?)、襲ったものの条件を満たしきれなければゲームオーバー(続編へと続く)。ハーレム突破を果たすとエンディングへ行かず夢落ちでプロローグにループする何故仕様。

1日4パートそれぞれ4択(誰かを選択)。特定条件を満たすと1パート分を潰して強制2択選択。キーワードとアイテム回収とメーター上げを同時にしなければならないのでかなり難しい。1週で全てを攻略することは不可能(当方は10週以上かかった)。
アイテムは前編最終日(7日目)にしか使えないものと後編で使うものとがあるのでCG回収には注意。差分も時間帯で用意され、さらにイベントは5段階レベルで内容が変わるのでメーター調整も必要になる。MAXにしなければ出ないイベント(アイテム使用や複数プレイ)もあれば、突破ギリギリ状態で出るもの(羞恥や屈辱)もあり、とにかく前半パートで徹底的にメモを取るしかない(セーブ分けが役に立たない)。キーワードは会話出しや感情選択と、これまた複雑になる。ただ、エンディング到達とCG閲覧ブロックを出せばおおよその推理が出来るようになってくる。

短いストーリーによくこれだけ詰め込めたなと感心する出来栄えです。推理ゲームに近いかな?長だらと読ませられるAVGより遥かにゲーム性があって面白いです。ぜひオススメします。

Windows7では注意。コンポジション無効(Aero切り)で起動しないと画面が表示されません。台詞もザーっとノイズ入りが一つ、使い回しが多いため声と文章が一致しない場面もあります。