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「性癖監査人~あなたは変態ですか?~」 へのレビュー

クールな女の子に淡々と絞られる話。

2015年09月13日   Tikuwabu さん

このレビューは参考になった x 2人


 やや特殊なシチュで、クールな女の子に淡々と絞られるお話です。特殊なシチュというのは、国の査察的な立場である性癖監査人による性癖のチェックという体裁を取っているんですよね。
 その意味で、事務的に絞られる系統の作品に分類すべきでしょう。秋川ひなたさんは終始クールに、抜きどころではややSっぽく強めの言葉を使いつつも、基本は淡々とペースを変えずに絞ってきています。

 本作の特徴は、変態かどうかを調査するという体際に則った、やや変態的な意味での性的興奮の喚起でしょう。
 なんか難しく書いてしまいましたが、たとえば最初のトラックにありますように、監査人がトイレを済ませるシーンがあります。この前座のシーンなども(これまた体験版で確認ができるところですが)性欲を掻き立てるために利用されている。
 その意味で、プレイそのものよりも、そこで使われている変態的なシチュが強い意味を持っていますね。
 その点が非常に巧みで、「こんなことで興奮してはいけない」という注意喚起や、「こんなことを想像してはダメですよ」という執拗な性欲への間接的なアタックなど(人間って「失敗するな」なんて言われると、逆に失敗することを想像してしまうものです)、ぐいぐいと性欲を掻き立ててくれる。
 プレイとしては、あくまで事務的なものですので緩急には欠けていますが、底上げしていくように性欲を高めるこの感じが(体験版を聞いて)気に入ったならお勧めできる作品です。

 フィニッシュがさすがに弱いところもありますが、ムラムラっと性欲を掻き立てられる良い作品です。変態的過ぎない変態的なプレイに興味をお持ちな方にはお勧めですよ。

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