舉報鑒賞

モルストのクリスマスものとして去年に引き続き2作目となる作品です。
今作もモルスト作品の例に洩れず、がっつり心を抉るストーリーとなっています。

今作ではクリスマスに独りで過ごさなければいけない惨めさに焦点が当たっているようで、淫魔プリムからは一貫してその惨めさを煽る言葉責めをしていただけます。
モルストらしい言葉選びとことね様の演技力により質の高い言葉責めを堪能できるでしょう。

プレイについては詳しくは書きませんが、モルストクオリティのハードで下品極まりないプレイとなっていますのでご安心を。
品性を捨ててオナニーに没頭したい変態紳士の皆様には是非とも挑戦して頂きたい作品といえるのではないでしょうか。

ひとつ意外だった点は「精液を食べる」というプレイがないことです。
モルスト作品には度々登場するプレイなだけに一部のマニア方は残念に思われるかもしれませんが、今まで食ザーだけは受け付けなかった人にも受け入れられる作品となっているかもしれません。
とはいえ、食ザーすれすれのプレイになっているのですが･･･。
それゆえに食ザープレイを受け入れるきっかけとなる可能性を持った作品となりえると思います。

ただ、注意して頂きたいのは想像以上に部屋が汚れることです。
具体的には伏せますが、「撒き散らす指示」があるため床に敷くビニールは必要以上に大きいものを用意した方が良いですし、汚れるのは床だけとは限りません。
むしろ部屋を汚さずに聞くことを諦めた方が楽かもしれません。

作者からクリスマスに聞かない方が良いと釘を刺されている今作ですが、特に事後の賢者タイムは強烈に胸に刻まれるでしょう。
私自身茫然となってしまい、「二度と聞くものか」とさえ思いました。
惨めさで心を埋め尽くしてほしい変態マゾの皆様はこの感覚を一度味わってみてはいかがでしょうか。