舉報鑒賞

5名の作者さんが、「蟲姦」をテーマとして合同でCG集や短編を描く同人作品。

主賓であるサークルさんの作風に似た作者さんを集めているのか、アニメチックな雰囲気ではなく割りとリアルでグロテスクに描かれている蟲とのハードな交わりを表現しており、和姦から陵辱まで、様々な表現方法と様々なシチュエーションで楽しませてくれます。

合同同人作品ですが、作品構造までも基本的に作者さんの自由という事になっているのか、文章メインで挿絵程度のイラストを添えるタイプの作品から、一切の文章はなくCGと差分多めで、セリフ書き込みだけの一般的なCG集らしい作品、モノクロ漫画同人誌のような作品まで、作風すらバリエーション豊かですね。
またHシーン傾向としても、前述の通り蟲姦というテーマ以外は自由な雰囲気となっており、主賓サークルさんの最近の世界観である蟲と交わる事が一般的な世界だったり、突然モンスターのような蟲に犯され、苗床として扱われる展開だったりと、異種和姦から苗床化のハードな陵辱まで、様々な性癖にマッチするタイプとなっていますね。

多くの作者が関わる合同同人故にボリュームと価格がやや釣り合っていない感じもしますが、1作品で色々な作者さんが描く蟲姦の世界を楽しめると思えば相応なのかもしれませんね。
作品自体のクオリティも高い形となっており、イラストの質も、文章の質も並みの同人作品を凌駕する出来になっていますので、特に蟲姦モノを好む方にはオススメの一作となるでしょう。

和姦・陵辱問わず、蟲姦というテーマがお好きな方であれば気に入るであろう合同同人作品でした。