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「見習い騎士の冒険 ~良心を売り渡す物語~」 へのレビュー

オススメ! 最強とは孤独なもの…

2016年06月28日   座敷 さん

このレビューは参考になった x 5人

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やりたいほうだいやるRPGがやりたくて買ってみた「見習い騎士の冒険」

最初はおすすめどおり良心を捨てずにプレイしてみました。
はじめは様々な女性キャラをみつつ「ぐへへ、この周が終わったらめちゃくちゃにしてやるけぇのう」と心の中で考えていたのですが、主人公がめちゃくちゃ弱い為、いつしか主人公を鍛えることに夢中に…。

主人公は、依頼を通して様々な人と出会い、心身ともに成長してゆきます。

序盤では自分よりも遥かに強く、いつも守ってもらってばかりのヒロインにいつしか追い付き、そして追い越して背中を預けあうようになれた時の感動。

物語が進むにつれて村人との関係も深まり、信頼されてゆき、ヒロインの師匠から「彼女を頼むぞ」とまで言われるまでに成長し、晴れて騎士の証を手に入れる主人公。

そんな王道RPGをクリアし、いざ悪逆ルートへ…

まず序盤から良心を売り渡すことで、チート級の能力を手に入れます。

しかし、素の能力は弱いため、少し強い冒険者に苦戦し、「き、貴様ぁ!!この俺様に傷をぉ!!」と小悪党気分が満喫できます。
その後住民から金を奪う→チートアイテムを買うというサイクルでどんどん強くなり、いつかヒロインと背中合わせで撃破したラスボスも一人で悠々と倒すことができます…。

…そして胸に去来する「俺の求めていたものは本当にこれだったのだろうか…」感、強さだけを求めてきたラスボスの悲哀を味わえる作品となっております。

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