舉報鑒賞

　私は野上菜月さんのちゅぱ音が好きです。
　舌の動きや唇の圧などが想像しやすいリアルさ、それを覆うファンタジーさがやわらかくて綺麗だなと思っています。
　この作品でもそれは活きていて、いやらしさとか可愛らしさとか、たくさんのものがつまっています。

　この作品のヒロインであるあかりさんは聴き手(あなた)のことが大好きな彼女ですが、遠距離恋愛という関係、彼女の性分から、
　甲斐甲斐しいというか、従順というか、とても可愛らしいですね。
　音メインの形態ではありますが、EDの「ありがとうの電話」には破壊力があって、
　私は興奮のあまり脳を爆発させてしまい、以来あたまにミソをつめて生活しています。
　あかりさんのテンションがだんだん上がっていくところが好きですね。あかりさんらしさを感じました。

　それとおどろいたのは添い寝のシーンで、何と表現すればいいのか、
　安心できるというか、癒されるというか、だけど胸が苦しくなるような、とても新鮮な体験で、
　何回聴いても不思議な気持ちになるのですが、何回も聴いてしまいます。

　おまけで編集バージョンと未編集バージョンと、両方収録されていたのも嬉しかったです。

　……と、彼女にここまでしてもらったんだから、自分も頑張るしかないよね。
　ありがとうございました。