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「淫魔法少女コマリ」 へのレビュー

オススメ! 待っていた気弱少女の悪堕ち

2015年04月12日   ASL さん

このレビューは参考になった x 3人


 初めてを奪われるまで助けが入らないと言う可哀想な始まり。
 変身後の描写(怯えながら自分を襲った敵をほぼ偶然倒す)などもお気に入りです。気弱な戦うヒロイン大好きです。純愛物でも通じる可憐な娘が淫らで陰惨な目に遭っていくのは痛々しくも淫靡です。

 初めてを奪われ、変身で疼く体を鎮める為に自慰、それでは足りなくておじさんに体を預ける、等々序盤から数々のエッチな受難が襲います。
 自慰に付いても怖くなって止めた経験もあるくらい繊細な子なので、ギャップが堪りません。人見知りをするから最初に身を任せた人以外は怖い、と言う辺りも。
 自分がその役をやりたい、なんて思ってしまいました。

 実は変身の代償に体が疼く、と言うのは少々苦手な展開ですが、こまりちゃんの可愛らしさとシナリオの良さでそれを感じなかったです。

 途中で洗脳されて敵を好きになる展開、助けた敵に囚われて苗床にされる展開に分かれます。どちらもこまりちゃんの性格が出ていて、杜撰さの欠片もありません。悪堕ちの場合、元の性格が活かされていないのがあるので、その点リアルな悪堕ちが楽しめます。

 例えば気弱で自分に自信のなかった子が男のお陰で自信を付けて行くと言うのは、洗脳、敵にと言うシチュでなければ純愛ものとしても王道の展開ですね。
 もう一つの敗北も、気弱で優しいからこそ、戦いたくない、殺したくないと見逃したからですし。退行した時の反応(嫌な事を無理強いされていたのか開放感がある)から戦うのは嫌だけど約束と人々を守る為に無理矢理……それがヒシヒシと伝わってきて、涙を誘います。
 痛い終わりですが、それでもこまりちゃんが救われたと信じたいです、健気な子ですもの。

 個人的にもっと高くても良いからそれぞれのシチュをもっとネットリと描くか別の話もプラスして欲しかったですね。それくらい良い意味での物足りなさがありました。

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